木工小屋

山小屋

以前から独学で簡単な木地を制作していましたが、とても素人では作れない木地も多く行き詰まっていました。また、指物の職人も減少しているので本格的に学ぼうと思い、日本工芸会正会員の福嶋則夫先生の下で6年間にわたり指物と刳物の技術を習得し、2017年から木工作業場を構え木地の仕事を始めました。作業場は自宅から車で10分ほどの山の中にある小屋を借りました。2年間探し歩き理想の木工小屋に出会うことができました。


山小屋 木工部屋 


昔話に出てきそうな味のある土壁で元はたばこの葉を乾燥させるための建物だったそうです。自分たちで改装してほんの少し増築たことで快適に仕事ができるようになり、自分達の木地や木工(指物)の作品以外にも、漆芸家の木地や桐箱などさまざまなご要望も頂くようになりました。オーダーメイドでのご注文を承っているので、木地からご希望に沿ったものを制作できるのも私どもの強みだと思っています。